ADDRESS:東京都北区上十条3-27-2
こちらは移転前のお店の様子です
JR 埼京線の十条駅から歩いて間も無く、十条銀座の華やかなアーケードを横目に曲がった場所に、古着屋「PEG(ペグ)」さんは店を構えています。
2016年の12月に現在の場所に移転してリニューアルオープンされたそうで、暖かな色の照明の中に、真新しくも懐かしさを感じるようなディスプレイが広がっています。
10年近く十条の他の場所で店舗を持たれており、このリニューアルに際して、なんと内装は、壁から床、什器に至るまで全て自ら手作りされたとのこと!
その様子はブログでもご紹介されていたので、チェックされてからお店に向かわれると面白いのではないでしょうか。
オーナー自ら作り上げられた世界観は、オーナーの豊かな人間味と、背筋の伸びた折り目正しいお人柄が素晴らしく反映されていると感じました。
ラルフローレンを中心としたアメリカ古着、ミリタリーもののラインナップが豊富な店内。さらに商品の量を増やしたいとの事なので、足繁く通うのも楽しいかと思います。
買い付けの際に、ちゃんと袖を通しているとの言葉は確かで、手に取ったアイテムのサイズ感や、ストーリーなども丁寧に教えて頂けます。古着1点1点にまで、心が通っているかのようです。
勿論アイテム数は多いのですが、丁寧なオーナーの人柄の通り配された古着達は、全く見にくさ、探しにくさを感じさせません。
筆者が印象的に感じたのは、まずこの柔らかな照明です。
写真で切り取りながら、血液が通ったような人間味のある光に心を奪われ、そして、お店を訪れた際にご近所の方と談笑されているのを目の当たりにして、愛されているお店なのだなと感じました。
他の場所での出店も勧められたけれど、長年店を構えた十条で、これからも街の古着屋さんとして営業したいと、商売を通じて、地域全体を盛り上げていきたいとの言葉は、きっと確かなものだと思います。
街の古着屋さんに、洗練されたセンスと血の通った接客が加われば、こんなに嬉しい事はないでしょう。商品を手に取って、購入したその瞬間から、愛着が湧き始めるような温かみのあるお店、「PEG」に是非足を運んでみてくださいね。