2016年12月27日
バイカラーの切り替えしが施されたアイテムが街に溢れるようになって久しいですが、今回は3色で切り替えられたシャツをご紹介します。
古着ではパネルで多色使いのニットなどは多く見かけるかと思いますが、思い切りよく3色で切り替えられたアイテムは珍しいかもしれません。
グレーと赤、そして黒の配色のスウェット地。 スポーティーさを感じさせながらも、シャツスタイルの落ち着きある佇まいに仕上がっています。 レディース合わせですが、メンズで着用して少々ルーズなサイズ感。
サイドからのスタイル。 広めの身幅と落ちた肩、ゆとりあるアームホールが柔らかい空気を含んだシルエットを生んでいます。
バックスタイルです。 上から下へ暗くなるグラデーションなので、太めのボトムスと合わせてもバランスの良いスタイリングができるのではないでようか。
襟元からのショットです。 しっかり上までボタンを閉じると、フェミニンさが感じられますね。
厚みと愛嬌のあるボタンが配されています。 プラスチックですが、レザーにステッチを走らせたような意匠を模していて面白味があります。
グレー、赤の生地は杢になっているので、ハッキリした切り替えしでも、見た目の切れ味を柔らかなものにしています。
ブランドタグ・品質タグです。 アメリカのブランド「TEDDI」。こちらも人名を冠したものでしょうか。 かなりフェミニンなアイテムをリリースしていたブランドのようですが、その中からもこういった服をセレクトするのは原宿の「Root」さんの審美眼に感服、といったところでしょうか。 サイズは3Xなので、レディースから見るとかなりのビッグサイズですね。
3色の切り替えしのインパクトと、スウェット地の柔らかな着心地、エアリーなシルエットと、かなり面白い良き古着かと思います。多色使いのセンスは抜群に良い古着に出会えると嬉しいものです。そんな良き洋服に出会える古着屋さんに是非お出かけされてはいかがでしょうか!
今回のシャツを購入させて頂いた原宿の「Root」さんでは、そんなセンス良き古着達が並んでいます。是非実際に目で確かめてみてください!
タイトシルエットに仕上げたブロックチェックのウエスタンシャツ
SNAK │ 代々木上原
2018.6.4
ジグザグ柄がどことなくノルディックな雰囲気を醸すカーディガン
HIBIWA │ 都立家政
2019.1.5
有刺鉄線のようなプリントとビタミンカラーが特徴的なシャツ
Business As Usual │ 原宿
2017.9.2
裏地付きのチェックシャツ。アウターにもなる古着らしい1着です
RENGA CLOTHING STORE │ 高円寺
2021.2.26
厚手の生地が温かみのあるフード付きのネルシャツ
Husky│ 下北沢
2018.4.24