2016年12月26日
1980年代後半、アントニオ猪木率いる新日本プロレスが意味不明のストーリーを連発し、迷走を続けていたように、時を同じくして米国・ブルーベル社のジーンズブランド「Wrangler(ラングラー)」も迷走をしていました。(その後1986年に、ブルーベル社ははVF社に吸収合併) 今回はそんな迷走の産物をご紹介したいと思います。
クレイジーパターンのシャツ。この年代のラングラーのシャツを購入したTEKITOU CLOTHINGさんでは「バカラングラー」として教えて頂きました。 そのバカラングラー、特徴としてはかなりサイケデリックであったり意味不明の柄が目を引きます。後は細かなディテールが一癖も二癖もあるようなアイテムが多く存在しているようです。今回筆者は、中でもおとなしい佇まいの物をチョイス。
フェードした黒、紫、ベージュの落ち着いたクレイジーパターンですが、返って狂気じみたものを感じさせる配色ですね。
サイドからのスタイル。エルボーパッチは紫での切り替えです。 個人的には袖に使われている褪せたグレージュのような色の生地が最も気に入っております。
バックスタイル。この配色、JOINTRUSTっぽいと思ったのですが、いかがでしょうか。解る人だけお解り頂けたら幸いです。 ヨークはフロントもバックも、ウエスタンスタイルですね。
ポケットにはもちろんラングラーの顔である、Wのステッチが施されています。ボディに使用されているブラックの生地が最も味わいある風合いです。
ウェスタンのディテール、クレイジーパターンときて、更に何故かボタンダウン仕様です。筆者はこれが一番ツボに嵌まってしまいました。 とにかく差別化を図ろうした意気込みの表れなのでしょうか…。バカラングラー、他のシャツも同様に何故かボタンダウン仕様のものが多いです。
表情豊かなツイル地。
ブランドタグおよび品質タグです。 紺色のベースにブラウンのラインが美しいタグですね。MADE IN USAです。
クレイジーパターンながらも、抑えた色味が特徴的で、細かなディテールが面白いバカラングラーのシャツ。探してみると様々な柄、色が見つかりますので、お気に入りの一枚を探してみてくださいね!
購入したTEKITOU CLOTHINGさんでは、オーナーがバカラングラーを多く買い付けてらっしゃるので、是非お店で見てみてくださいね。
絶妙な配色のパッチワークチェックが調子の良いフーディ。
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