2017年8月26日
ずばり申し上げますと、大人になるという事はミックスフライからの脱却という事なのであります。
生姜焼き定食、トンカツ定食・・・、から揚げ大好きな筆者でさえ、から揚げ定食より、所望するのは色々と食べられるミックスフライなのであります。
ましてや焼き魚定食、オムライスなどに至っては、頼む人なんているのか、と疑いの念すら起こるメニューなのです。
さて、今回はそんな大人になりきれない、あれもこれものミックスフライ感溢るる半袖シャツのご紹介です。
背中からのショット。すでに脂っこいですね。上から、から揚げ、アジフライ、クリームコロッケ、イカフライです。
ミックスフライに普通のポテトコロッケが入っていると1種嵩増しされたなぁという気がして嫌ですよね。おせちの全〇種も煮物の野菜毎にカウントしてますので、お気をつけくださいませ。
サイドスタイル&バックスタイル。
箸休めにシャツのお話をしますと、問答無用で恰好が良い派手なシャツです。レオパードにペイズリー、ネイティブパターンなど、ボーダーのように配されたそれぞれの柄が絶妙なバランスで破綻せずに存在しています。
80年代に見られる、落ちるように大きく開いた襟元。レディース合わせですが、メンズでジャストに着られるサイズ感。
胸ポケットはレオパード柄だけ配されています。全体の調和を程よく乱しているデザイン。
生地はレーヨン。ご多分に漏れず、レーヨンパワーで振り切った柄でも違和感なく着用できるアイテムに仕上がっています。
ボタンはウッドのような素材ですが、不思議なデザイン。一点一点表情が違いそうな雰囲気ですが、しっかりすべて同じ不思議さで揃っています。
ブランドタグなどは一切省かれています。ここまで主張の強い柄のシャツには、余計な名前など不要なのかもしれませんね。
第一ボタンを開くとなんともアウトローな雰囲気を演出できますよ。
ミックスフライからの脱却こそが大人への一歩であると述べましたが、こんなミックスフライ感溢るるシャツを着用する事も、大人への一歩であるのではないでしょうか。よく知らないすけど。
大胆な柄が切り返された、インパクト大の古着の半袖シャツ。一枚あると便利なアイテムでもありますので、ぜひ古着屋さんで探してみてくださいね。
手描きのアルフが描かれたアンオフィシャルのプリントTシャツ。
RENGA CLOTHING STORE │ 高円寺
2017.5.16
リブが縫い付けられたビッグボディに金色の刺繍が映えるTシャツ
Husky│ 下北沢
2019.6.18
湿っぽい雰囲気を纏ったプリントとキャッチコピーが秀逸なTシャツ
Aum vintage│ 池尻
2019.10.7
海の中を漂うかのようなテキスタイルの半袖レーヨンシャツ
TEKITOU CLOTHING│池袋
2017.5.22
カナダの彫刻家によるデザインが特徴的なTシャツ
per-aah │ 三軒茶屋
2022.6.16