2017年10月9日
最近、街中でガウンを着た女子を見ない日がないくらいですね。素材や柄など、圧倒的にメンズのものより種類が多くて羨ましい限りです。一方メンズのガウンといえばチェックや無地のものが圧倒的に多いのですが、今回はちょっと変わったテキスタイルのガウンをご紹介いたします。
褪せた風合いの赤をベースにした、ネイティブパターン。起毛したブランケット生地で作られたビンテージのガウンです。
インナーで調整すれば冬までコートとして着用できそうな生地感。長く楽しめるアイテムかと思います。
古いアイテムながら、程よくスッキリとしたシルエットは現代のシーンにも違和感なく溶け込みます。
サイド&バックスタイル。古着のガウンで気になるのは袖丈ですが、きっちりと過不足ない長さで、文句のないサイジングです。
柄がいいけどサイズが…という思いをする事が多いアイテムなので、ピッタリと自分に合った時の喜びはひとしおです。
胸ポケット。襟、袖、ポケットには二色の糸でパイピングが施されています。こんな凝ったディテールはまさにビンテージらしいところですね。パイピングがやけに目立っているガウンも多いですが、こちらは上手くテキスタイルと調和しています。
ダイヤ・スクエア・ストライプを組み合わせたネイティブパターン。抑えた色数が派手になりがちなテキスタイルを落ち着き払ったものに仕上げています。
ブランドタグ。「PILGRIM」はアメリカのストアブランド「SEARS」の系列。そして1920年代に創業したBEACON社のテキスタイルを使用している事を「GENUINE BEACON」の表記が表します。
秋冬には最適なブランケット地を使用したガウン。チェックや無地とは違い、なかなか見かけないアイテムという言葉通り、他とは一線を画す表情を見せるガウンではないでしょうか。
古着の中でも、柄にこだわる以上に、サイジングにこだわっていただきたいアイテム、ガウン。ぜひ古着屋さんで実際に袖を通されてみてはいかがでしょうか?
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