2018年6月4日
2017年のコレクションあたりから、チラホラ見られはじめているウエスタンのディテール。
それにしても来る来るといって、全然ブーツカット流行らないですね。そんな憤りも含めて、本日はウエスタンディテールを取り入れたチェックシャツをご紹介いたします。
とは言っても、そこまで大胆に取り入れたアイテムではなりません。パッと見はブロックチェックのシャツです。
何気に細部を見ていくと面白さに溢れたアイテムなのです。
サイド&バックスタイル。背中のヨークがウエスタン…ではありません。サイジングはかなり細身です。シャープに着こなせると思います。
そう、あくまで胸ポケットのみがウエスタンなテイストを香らせている、さりげないアイテム。
さらにブロックチェックにしては珍しく、ネル生地ではなくハリのあるシャツ生地です。薄手で暑くなってからも対応ができそう。
背中のチェックもキレイに揃えてあります。後ろ姿まで隙がありませんね。ここがウエスタンヨークになっているとだいぶ全体のイメージも変わって来る気がします。
ボタンは半透明のクリア。変な安っぽさを感じないスッキリしたボタンですね。
タックインが前提の着丈・裾だと思いますが、出して着用してもバランスが取りやすいです。ボトムスは細身・太身、どちらでも楽しめそうです。
ブランドタグ&品質タグ。古さを感じさせるタグです。ポリエステル&コットンの生地。生地に独特のツヤとハリがあります。台湾製。
サイズタグ。
今のシーンからはちょっと敬遠されている感のあるウエスタンディテール。さらに細身のシャツとなると、なかなか難しい感じはしますが、そこはやはり普遍性を持つアイテムならではの強さがあると思います。一枚でも持っておくと便利なアイテムではないかと個人的には思います。
ルーズなサイジングのチェックシャツも良いですが、気分を変えて細身のものを着てみると、その新鮮さに驚くかもしれません。ぜひ古着屋さんで袖を通してみてくださいね。
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