2017年1月26日
この世に「偶然」という事はなく、全ては「必然」であるという考え方があるそうです。例えば人と街中でバッタリと出会う事も、互いの必然(何処かへ出かける理由)が交差して、偶然(バッタリ出会う)になるだけという考え方のようです。
さて、今回は洋服にまつわる必然をご紹介します。
二色の糸が交差する、MIXカラーのニットです。
ずっしりとした重みのある、ウール100%のニットです。
着た時にチクチクする為、敬遠する人の多いウールニットですが、水をはじき、静電気が起きにくい為、汚れがつきにくいなど、ウールならではのメリットもあるのです。
サイドスタイル。たっぷりとしたシルエットは一枚で着ただけで、スタイリングが完成する威力を持ちます。細身のボトムスでバランスを取るだけで、シックリとくると思います。
グレーがかった白と黒のミックスカラーは、インナーとして使う場合にも便利な色合いです。
冬の景色にしっとりと溶け込む優しい顔つきです。
襟元は少し開きのあるクルーネック。中にシャツを合わせれば、心温まるコーデに仕上げられると思います。
毛足の長いウールは、見た目に暖かく、生地に触れると少し緊張感のある編みのテンションは、着用した時にだらしなさを感じさせません。
ブランド・品質タグ。擦れて読みづらいですが、「HAND MADE IN NEPAL」の文字が。ネパール製、それがこのニットにある必然性です。
オーナー曰く、寒い地方で生産されたニットは質が良いものが多い、なぜなら命がかかっているからとの事。確かに頷けます。
ネパール内でも標高の高い地域では寒さが厳しい筈ですので、良いニットが生まれるのは必然といえるのですね。
必然性があって、その形に落ち着いたと洋服いうものが多く存在します。その洋服について辿ってみると、更に愛着が湧くのではないでしょうか。良いニットを探しに古着屋さんに足を運べば、お気に入りの一枚を見つけられるかもしれません。それもまた必然なのではないでしょうか。
今回のニットを購入したTEKITOU CLOTHINGさんでも、個性豊かなニット、カーディガンをラインナップされています。気になった方は是非一度行ってみてくださいね。
年月を重ねたウールの生地感が独特な手触りのペンドルトンのシャツ
TEKITOU CLOTHING│池袋
2017.1.16
ビッグサイジングのカレッジプリントフーディ。
RENGA CLOTHING STORE │ 高円寺
2018.6.23
絶妙な配色と、コンパクトなサイジングが使いやすいチェックシャツ
alt │ 西荻窪
2020.1.7
ブラックベースのシャツにポップアートを重ねたクールな半袖シャツ
beruf 原宿 │ 原宿
2020.7.6
涼し気な印象のリネン地フーディ。夏の羽織にピッタリの一枚
Tam │ 中目黒
2018.5.3