ADDRESS:東京都中野区鷺宮3-7-1
味わいのある街並みと住みやすさで人気の高い、西武新宿線沿線。その中の駅の一つが「都立家政」駅です。
商店街のある、気取った感じのない街並みを歩いていくと、新しさが目をひく看板が見えてきます。
2018年12月にオープンしたばかりの古着屋さん「HIBIWA」さんです。
窓から差し込む柔らかな日差しが似合う、優しい雰囲気を持ったお店です。
ナチュラルな内装にしっくりとマッチした古着がピックされています。
メンズとレディースは半々ほどの割合。女性にも嬉しいアイテムの数々です。
男女どちらも、大人のワードローブを楽しめる、上質なセンスを味わえます。
アーシー、ナチュラルな色合いのアイテムが優しいグラデーションを織りなすカラーリングが、ふわりと浮かび上がるような商品たち。
ジャンルや性別の境界が美しく曖昧な、独自のカテゴライズを感じさせてくれます。
音楽に携わっていたというオーナーの感性を反映して、音楽を感じさせるセンスがところどころに光っているのも、味わい深さの一つ。
店内のBGMと共に、時折垣間見えるその味わいを探すのも、ぜひ楽しんでみてください。
お店の奥にはちょっと寛げるスペースが。
というのも、ちょっと気になる「HIBIWA」(ヒビワ)という店名は、「日々」と「輪・和」を組み合わせた造語だそうです。
古着屋さんを通して、人が寛げる空間を作って、人と人の繋がりを大切にしたい、という想いから作られた店名とスペースなのです。
そんな想いを聞いてから、もう一度手に取ってみる古着はさらに愛おしさが増しそうですね。一着一着について、オーナーと言葉を交わす上質な時間も生み出してくれるお店です。
白がベースの店内には、フレッシュな緑が映えます。
内装もセンス良くまとめられ、古着を引き立ててくれています。長時間眺めていても疲れない、そんな落ち着いた時間がゆっくりと流れます。
小物・アクセサリーも彩りを添えます。
アクセントになりそうなイヤリングのカラーリングも心地よいですね。
決して、古着屋さんの激戦区ではないエリアに現れたニューショップですが、地域に密着した居心地の良さ、優しさを感じさせてくれる古着屋さんです。
その一方で、新宿から少し足を伸ばさなくてはいけないエリアではありますが、ピックアップのセンスの良さや、独自の世界観で「わざわざ行きたくなる」ような新しい古着屋さんスタイルの胎動を感じさせてくれるお店でもあります。
都立家政のおすすめ古着屋「HIBIWA」が紡ぐ、古着と人の輪に、皆さんも加わってみませんか。ぜひ足を運んでみてくださいね。