2017年1月13日
デニムやミリタリーパンツなど、ラフなボトムスが好みの方は敬遠しがちなスラックスを使ったコーディネートですが、大人しやかで上品な雰囲気が演出できるので、一度はチャレンジして頂きたいオススメのアイテムです。
という事で、今回は冬の定番・ウールのスラックスをご紹介します。
スラックスはミリタリー系のアイテム・Gジャンなどとの相性が良いので、1本は持っておきたいアイテムですね。
古着でレングス・ウェストがピッタリとくるボトムスを発見した時の喜びは、トップスよりも大きいですよね。
正面からの写真は裾がフレア気味に見えましたが、実際は細身のストレート。ワイドなスラックスも美しいですが、細身のタイプもシンプルな着こなしを作る上で役だってくれます。
バックスタイル。右のフラップポケットのみという、潔いスタイルです。
ですが、山型のフラップと、濃いブルーのボタンが落ち着いた表情へ、僅かに波風を立てています。
ウェストはワンタック。程良く大人びた表情を演出しています。
ベースのカラーは黒に近いチャコールグレーで、白のピンストライプがさりげなく走っています。生地の見え方か、白のピンが所々茶色味を帯びて見え、奥行きのある味わいの生地になっています。
ジッパーは金色で装飾の全く無いシンプルなスタイル。
買い付けた後で、ウォッシュをかけているそうで、風合いも良くなり、柔らかな履き心地です。どんどん履いて更に柔らかくしてください、との事でした。
ブランドタグとサイズタグ。
デザイナーの名と姿が冠されたものでしょうか。眺める程に味わいのあるタグですね。
ウエストのテープにもブランド名とロゴ、ジャケットスタイルのアイコンが並んでいます。バックのフラップポケットのボタン色と同じような、ちょっとした可愛らしさが感じられるディテールですね。
ポケットの裏地には爽やかなシャンブレー生地が使われています。隙のない表情の裏に、ディテールで遊んでいるバランス感覚が面白いです。
ライダース・M65・デニムジャケット・・・もちろん上品なチェスターコートなどにも、革靴でもスニーカーでも。敬遠されがちな方も、コーディネートの幅が一気に広がるスラックスはワードローブに加える価値があるアイテムだと思います!
シルエットの太さ、素材、丈の長さなど、色々とこだわってみても面白いスラックスは、色々な古着屋さんでも数多くピックされているボトムスです。是非心掴まれるような一本を探してみてくださいね。
今回のウールスラックスを購入させて頂いた恵比寿の「RUMHOLE beruf」さんは、ウォッシュをかけたひと手間加わったスラックスを取り扱われていますので、是非一度足を運んでみてください。
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