2017年8月18日
人間も年を重ねるごとに、好きだったものを受け付けなくなったり、昔は何とも思わなかったものに興味が出てきたりと、趣向は移ろうものではないでしょうか。
若干格調高い出だしの今回は、昔はなんとも思わなかったものの代表、中国の陶磁器のような柄のシャツをご紹介いたします。
白磁にコバルトブルーの繊細な柄が施された陶磁器、誰もが実際に、または写真などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回のシャツはレーヨンの生地に、コバルトブルーとグリーンで繊細な柄が描かれています。
陶磁器、もしくは入れ墨の雰囲気も漂う総柄。ペイズリーのようでもあり、孔雀の羽を思わせるような柄でもある、どこか儚げな美しい柄でございます。
サイドスタイル&バックスタイル。
サイジングはややオーバーサイズ。長めに落ちる袖と、レーヨンの生地感がなんとも心地よいシャツです。入れ墨のような総柄でありながら、いかつさは感じさせない、なんとも不思議なテキスタイルですね。
襟はレギュラーカラー。ボタンを開けるとレーヨンの落ち感が出て、どことなくアンニュイな雰囲気に。
裾はラウンドしていないボックスシルエット。さりげないスリットが良いアクセントですね。柄をよく見るとペイズリーはグリーンで配されており、退屈にさせないデザインに仕上がっています。
ボタンはシルバーのプラスチック。ブランド名が刻印されています。全体の雰囲気によく馴染んだ美しいボタンです。
ブランドネーム&品質ネーム。「axcess」というブランド。データベースや浅倉大介ではない方です。何度となく登場した「claiborne」の系列ブランドのようですね。インドネシア製。100%レーヨンの生地はトロリとした感触がたまりません。
どことなく高級感のある総柄は、レーヨン生地との相性が抜群。ルーズなサイジングと、ありそうで探すと見つからない配色のシャツは、大人しやかなスタイルに一役買ってくれそうな半袖シャツです。 爽やかでありながら、どことなくクセも感じさせる総柄の半袖シャツ。ぜひみなさんも古着屋さんで、美しい配色や柄の半袖シャツを探してみてくださいね!
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