2017年2月14日
チェックのネルシャツといえば、古着屋さんでは取り扱ってないところはないのではないかという位、定番のアイテムですが、そのチェックネルシャツにも2つの種類があります。
織柄でチェックを表現しているいわゆるチェックネルシャツと、無地のネル生地に柄がプリントされた、「プリネル」こと、プリントネルシャツ。
今回は、プリントネルシャツをご紹介いたします。
起毛した柔らかいフランネルのシャツ。落ち着きのあるベージュとブラウンのチェックが、大人らしくもあり、土臭さも感じる配色となっています。
サイドスタイル。前身頃の裾はボックスに近い、かなり緩やかなラウンド。
後ろの裾は長く、より綺麗な弧を描いているラウンドになっています。
バックスタイル。[sg_popup id=”8″ event=”click”]ヨーク[/sg_popup]部分からチェック柄がズレているラフさが、カジュアルさを加速させています。
起毛した生地が、落ち着いた配色と相まって、心地よい温かみを生んでいます。
ホワイトのラインで区切られた格子柄はコントラストがハッキリとしていて、落ち着きながらも地味になりすぎないバランスを保っています。
襟には芯が入っています。
バイアスに取られた生地のポケットです。かなりシンプルな形のポケットながらも、丸みのあるフォルムが愛嬌を生んでいます。
光に照らされると輝くボタンが、彩りを添えています。
チェックに走っている白いラインを縁取るように、さしげなくブルーがかったラインが走っています。
特段、全体の印象を変えるように、キャッチーさをもった配色ではありませんが、なんとも言えない風合いを生むのに一役買っているラインです。
ブランドタグ。Donlinというアメリカのブランドのシャツです。シンプルでスッキリとしたデザインのタグ。70年代くらいのアイテムでしょうか。
生地はポリエステルと綿が半々。アメリカ製です。
ひとことにネルシャツと言っても、様々な柄や色、生まれた背景、生産数と、膨大なパターンがあり、それぞれに魅力的な面を持っているのではないでしょうか。
ですが、やはり長いスパンで愛せるような、愛着の生まれるアイテムは古着でこそ見つけ易いような気がします。
プリントネルシャツも、年々出回る数が減ってきているとの事。ぜひ古着屋さんで、プリントネルの独特な風合いが生む「味」を確かめてみてくださいね。
今回のプリントネルシャツを購入させて頂いた立川の「TAPATAPP」さんは、チェックシャツは勿論、特にアウトドア系のアイテムも幅広く取り扱われています!気になる方は是非足を運んでみてくださいね。
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