2017年2月25日
このサイトを立ち上げた時より、それは今も変わらないことなのですが、筆者はバンTに食指が動きません。
今回ご紹介のTシャツは、バンドではありませんがミュージシャンのグッズ。プリントデザインのセンスの良さに思わずピックしてしまいました。
アメリカのシンガーソングライター「ライル・ラヴェット(Lyle Lovett)」の90年代のグッズです。
ジュリア・ロバーツの元夫でもあるシンガーのTシャツは、音を感じさせるというよりは、思想を感じさせるウィットのきいたデザインかと思います。
色使いがポップでありながら、上品さを保っています。ハンバーガーに止まったハエに「Here I am」という言葉が、どこか自嘲的な雰囲気です。
バックスタイル。筆記体のライティング。
「Lyle Lovett and his large band」大所帯のバックバンドを率いてサーキットした時のものでしょうか。力の抜き方が、非常に上手なデザインですね。
見る程にメッセージを感じるプリントではないでしょうか。
話は変わりますが、ハンバーガーを見るとドムドムバーガーのギョーザバーガーが美味しかったという昔話をする友人の事に想いを馳せます。更に蘇るのは、記憶の片隅に「グリコア」というグリコが展開してたハンバーガー屋が地元にあったなぁという思い出もセットで。ハンバーガーだけに。
あとドムドムのセットメニューが登場当初、単品で買った場合の合計金額より、セット価格の方が高かった記憶があるんですが、誰か検証していませんでしょうか。
ボディのタグは切り取られています。チクチクするのが嫌な人だったかもしれません。筆者も小さい頃大嫌いでした。
ちょっとルーズなボディサイズに、ウィットのきいたプリント。そして完成度の高いカラーリング。1枚で印象が決まるTシャツは、本当に奥が深いアイテムではありますが、今回はかなり良いものを手に取る事ができたように思います。 ぜひ古着屋さんで、心が動かされるようなユニークなプリントのTシャツを探してみてくださいね。
今回のTシャツを購入させて頂いた原宿の「Business As Usual」さんは、他にも、デザイン性が高いアイテムを豊富にピックされていますので、気になった方は是非足を運んでみてくださいね。
絶妙なアイボリーカラーが冬の景色に映えるケーブルニット
Root │ 原宿
2017.3.7
ストリートに映える3トーンのビッグサイズスウェット。
JOYED│ 西荻窪
2018.4.20
ペイズリー柄のプルオーバーシャツ。袖のシルエットにひとクセ
RUMHOLE beruf │ 恵比寿
2017.9.22
ボリュームある肉感でありながら、モノトーン配色がクールなニット
Gracier │ 江古田
2017.1.26
淡くプリントされたワンちゃんがゆるい雰囲気のスウェット
Early20│ 下北沢
2020.2.28