2017年1月9日
今回は設立より100年以上の歴史を持つ、ワークブランドの雄、[sg_popup id=”1″ event=”click”]CARHARTT(カーハート)[/sg_popup]のアイテムより、ぺインターパンツをご紹介いたします。
現在日本での展開もされていますが、新品だと高額な為、学生などを中心に古着での人気が高まっているようです。
ダック地のぺインターパンツ。カラーもベージュと、最もカーハートらしさが溢れるアイテムです。
ダック地は厚手の平織物(帆布)の事で、19世紀に米国が輸入していた帆布に鴨(duck)の柄がプリントされていた事に由来しているそうです。
サイドからのスタイル。ワークウェア=すなわち労働者の作業着なので、機能的なデザインが施されており、それらがアクセントとなって魅力的な表情を作り出しているのです。
バックスタイル。やはり動き易さに重点が置かれた、太く男性的なシルエット。履いた時、動き易さは勿論なのですが、直線的なシルエットの美しさを味わう事ができます。
フロントボタン、ジッパー、リベットと全てゴールドで統一されています。質実剛健な造りの中に、一輪の花を添えるような美しいパーツではないでしょうか。
機能的なディテールを見ていきましょう。
まずは左脚に配された「ハンマーループ」。大工さんがその名の通り、ハンマーなどをぶら下げる為の輪っかです。ちなみにぺインターパンツのぺインターはペンキ屋さんから称されたものです。そのループの下には「スパナポケット」という縦長のポケットが配されています。
ブランドロゴの当てられた右脚のバックポケットの下にも、スパナポケット。こちらもその名の通り、スパナやドライバーなどを入れておく為のポケットです。
ワークウェアである以上、頑丈さも求められます。それを叶えているディテールの一つ、トリプルステッチです。その名の通り、3本のステッチがしっかりと縫製されており、タフな状況にも耐えうる仕上がりになっています。
膝の部分の生地を二重にし、頑丈にしているのが所謂「ダブルニー」です。
甲冑や鎧を思わせるような生地のカッティングが、ワークウェアでありながら、ファッション性を高めていますね。
ケアタグです。左上に配されている星のマークが「CRAFTED WITH PRIDE IN USA」のマークです。これはCrafted with Pride in the U.S.A. Councilという組織のロゴマークで、傘下企業による米国製品であることを示しています。
アメリカ国外で製造された衣料品がアメリカ内で多量に流通するようになり、危機感を覚えた国内メーカーが、消費者に訴える為に開発されたものです。
MADE IN USAの表記がなくとも、このロゴがあればアメリカ製と思ってもらってほぼ間違いない、との事でした。
まだ硬さが残っている生地ですが、ダック地はどんどん履きこんで柔らかくなってからが、本当にクセになると教えて頂いたので、これから履き込んでいくのが非常に楽しみなアイテムです。古着で探す事のメリットの一つとして、既に履き込まれてこなれたダック地のアイテムを手に入れられる事が挙げられるのではないでしょうか?そんな素敵な出会いが待っているかもしれない、古着屋さんに是非遊びに行かれてはいかがでしょうか。
購入したTEKITOU CLOTHINGさんでも、カーハートのアイテムは学生さんを中心に人気があるとの事。こまめにチェックしてみてくださいね。
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