2017年4月20日
赤色ベースのチェックシャツは多く目にするところですが、ひとことに赤といっても、様々な表情がありますね。
今回はそんな赤いシャツの中でも、ちょっと色味の特徴のあるチェックシャツをご紹介いたします。
青みがかかった赤が特徴的なチェックシャツ。恐らく赤部分はピンクに近い色で青を含んだ色ではないようなのですが、薄いブルーのラインが走っていることで、錯覚的に青みがかった赤に見えるのかもしれません。
サイドスタイル。フード付きのチェックシャツは古着では多く見かけるアイテムではありますが、フードまで共布で仕上げられているものは、そこまで弾数がないように思います。
脇はマチ付きです。そこまで古いアイテムではないので、デザイン的にヴィンテージを模して配されたものだと思います。
バックスタイル。
ピンクカラーのインパクトが強いように思うかもしれませんが、ブラックのラインが走って、引き締まった表情をしているチェックだと思います。
シルエットはすっきりした細身です。
フード付きの襟元。写真ではボタンを締めていますが、全開で着用しても生地の動きが出て面白いです。
胸ポケットは「山ポケット」と呼ばれる、三角形をボタンで留めるタイプのポケットです。正式には「シガレットポケット」と呼ばれるディテールで、こちらも1940年代のヴィンテージのようにデザインされています。その名の通り、タバコを入れる為のポケットだったようです。
現代では考えられませんが、タバコ用のディテールができる程、当時は人とタバコの関係が密であった事がうかがえますね。
ボタンは大ぶりな白いプラスチック。ちょっと大げさなくらいのファニーなサイズ感です。
ブランドタグ。「PINECONE」というブランド。すなわちマツボックリです。wear for earthという何とも大仰なサブタイトルがいい味を出しています。MADE IN USAです。
カラーリングが特徴的なアイテム、と書き出してはみたものの、随所にヴィンテージのディテールを取り入れた、実にデザイン的に面白い古着ということに気づかされました。
最近のブランドでも、デザイナーが古着好きであったりすると、そんなディテールをふんだんに盛り込んだ洋服が見られます。そんな様々なディテールについて、ぜひ古着屋さんでお話を聞いてみてください。とっても面白いですよ!
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