2017年1月12日
90年代ファッションのキーワードの一つにグランジファッションがあります。
グランジファッションはアメリカのバンド「Nirvana」のヴォーカル、カート・コバーンらのファッションが一つのアイコンになり、広まっていきました。
今でも多くの人の心を掴んで離さない、カートのスタイルですが、それらを語る上で欠かせないアイテムが幾つか存在しますが、今回はその中の一つ、パジャマシャツをご紹介します。
サイドからのスタイル。パジャマ、即ち寝間着は、古着の中でも人気の高いアイテムです。グランジファッションの一角を担うアイテムであるのは勿論ですが、使い勝手の良さ・汎用性の高さも人気の秘密ではないかと、筆者は考えます。
パジャマシャツの多くは、[sg_popup id=”12″ event=”click”]ボックスシャツ[/sg_popup]なので、薄手の[sg_popup id=”13″ event=”click”]カバーオール[/sg_popup]のような雰囲気で着用も可能です。シャツinシャツというスタイリングも可能ではないでしょうか。
バックスタイル。襟下からのステッチもさりげなく技ありのディテールです。
襟はオープンカラーです。リラックスした雰囲気、ルーズ感も手軽に演出できる一方で、素材・柄が豊富にありますので、選び方でさじ加減を調節する事もできますね。
胸ポケット。切り替えされた縁の生地がアクセントになっています。
筆者は嗜みませんが、煙草がとても似合うポケットではないでしょうか。
かなり渋みのある配色で、中世の文様に似たテキスタイルは、どことなく大人びた表情を持っています。無地に見える部分にも、実は同系色で柄が施されており、かなり手の込んだデザインです。
遠巻きに見ると、どことなく爬虫類を想わせる柄ですね。
フロントのボタンは大きめのものが3つ。少ないので単純に着るのが楽です。
ブランドタグです。アメリカ古着を語る上で欠かせない、3大ストアの内の一つ、Montgomery Ward(モンゴメリーワード)のストアブランド「BRENT」です。シャツなどを見かける事が多いブランドですね。
コレクションでも印象的に使われ、街でのコーディネートも賑わし始めたパジャマシャツ。ジャケット感覚・シャツとして着用するも良し、グランジスタイルを追求するも良し、上下セットアップでのコーディネートに挑戦するもまた良し、と洋服を楽しむにはうってつけのアイテムではないでしょうか。 古着屋さんでは、豊富な柄・素材のパジャマを揃えているお店も多いですし、セットアップで見つけられるチャンスもあります。是非普段のスタイルにパジャマシャツを取り入れる為に、古着屋さんへ足を運ばれてはいかがでしょうか。
今回のパジャマシャツを購入させて頂いた中目黒の「Tam」さんは、メンズだけでなく、レディースのアイテムも豊富に取り扱われています。夜遅くまで営業されてますので、気になる方は是非足を運んでみてくださいね。
デニム柄がプリントされた一風変わった長袖シャツ。
PEG │ 十条
2017.3.1
配色良好のチェック柄、着丈の長いグランパシャツです。
Gracier │ 江古田
2016.12.20
ヴィンテージのディテールを再現した、絶妙な色合いの開襟シャツ
ROIR │ 高円寺
2019.4.29
目の覚めるような赤いダメージスウェット!ペイントも美しいBOROです
Antler│ 高円寺
2020.1.9
涼し気な印象のリネン地フーディ。夏の羽織にピッタリの一枚
Tam │ 中目黒
2018.5.3