2017年8月23日
小さい頃、ガンダムを始めとしたロボットや、仮面ライダーなどのヒーローが皆さん好きだった事と思います。
筆者もご多分に漏れず好きではありましたが、ロボットなどのデザインで、アシンメトリーなデザインが非常に嫌いでした。
特に正義の味方に至っては、左右対称でないと正義な感じがしないとまで思っていたのですが、皆さんはいかがでしたでしょうか。
今でこそ、アシンメトリーなデザインな方が好きですが・・・。
さて今回はそんなシンメトリー、左右対称な総柄のシャツをご紹介いたします。
珍しいカーキのベースに左右対称なアジアンテイストの柄が配された、なんとも美しいシャツです。
パリッとした生地感も、レーヨンやシルクなどの生地が多い古着の半袖シャツではちょっと新鮮です。
サイドスタイル&バックスタイル。
ジャストめに着用できるサイジング。バックもフロントと同じ柄が配されています。
バランスよく配色されたブルーが、よいアクセントになっていますね。
襟元もハリのある表情。幾度か洗濯を重ねて、緩やかに柔らかくなっていく変化も楽しめそうなシャツです。
フロントには計4つのポケット。こちらもキューバシャツのようにシンメトリーに配置されています。
何よりこのシャツの仕立ての良さを物語るのが、柄に合わせて縫製がなされているところです。
特に下側のポケットは、鳳凰の顔にかかっている為、ここがズレていると台無しになってしまうところ。シッカリと凛々しい顔が保たれています。
まるで一枚の絵画のような、細かなところへの気配りが美しさを生む良きシャツです。
ボタンは薄いグレーのプラスチック。全体の雰囲気を壊さないよう、溶け込んでいます。
ブランドタグ。「BATIK KERIS」。バティックとはインドネシア・マレーシアの蝋けつ染の布のことです。2009年にはユネスコ世界無形文化遺産に認定されたそうです。
バティック ケリスは有名なバティック専門店。仕立ての良さの理由はそこにありました。ブランドタグの配色も非常にかわいいですね。
大胆な柄を、確かな仕立てで仕上げた、歴史の重みを感じるシャツ。さすがの一言に尽きるシャツは、派手な柄でありながら、モダンなサイジングでワードローブにはもってこいです。
夏に大活躍する半袖シャツ。熱帯気候の地で生まれたアイテムであれば、夏も心地よく過ごすことができそうですね。ぜひ古着屋さんで探してみてくださいね。
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