ADDRESS:東京都杉並区高円寺南3-46-5 後藤ビル203
押しも押されもせぬ、古着屋さんの聖地といえば下北沢、そして高円寺。
街を少しぶらりとするだけでそこかしこに店を構える古着屋さんの数に驚くことでしょう。
今回ご紹介する古着屋さんは、高円寺パル商店街より一本路地に入ったところに店を構える「ROIR(ロアール)」さんです。
キャッチーなイラストが目をひく看板を見つけたら、
階段を登りきった、とある一室が古着屋・ROIRです。
退廃的なムードを感じさせる店内に、散りばめられた古着の一点一点のセンスの良さが感性を刺激してくれます。
無骨さというよりは、繊細さをもった男の恰好良さを感じるセレクトです。
以前は多かったアイテム数も、現在は厳選してピックされているとのこと。
その分、一つのアイテムの個性、そしてセンスの良さが光ります。
スタイリッシュさ、クールさを感じさせるアイテムが多いと個人的には思います。
ボトムスはデニムよりも、スラックスやイージーパンツなどのピックが多いようです。
繊細さを感じさせるセンスは、こんなところから垣間見えるのではないでしょうか。
スタイリングにインパクトを与える、捻りのある小物も充実しています。
例えば帽子一つだけでも、ROIRのセンスに委ねるだけでワードローブの表情がガラリと変わるのではないでしょうか。
シルバーアクセサリーも充実しています。強烈に主張をするデザインではなく、日々のスタイリングに上手く溶け込んでくれそうなデザインのものが多いかと思います。
スニーカーが多めのシューズたち。やはりこちらもシャープさを感じさせるピックですね。
アイテム全体のカラーのトーンが深みのある色合いで、
退廃的な内装とマッチして、独特の世界感を醸し出しているのだと思います。
ストレートなカジュアルの恰好良さや、ラフさではなく、どことなく知的さも兼ね備えたような男らしさを古着に求めるなら、ぜひオススメしたい古着屋さんです。
コンパクトな店舗であるからこそ、その世界観が凝縮されて、密度の濃いお店の空気を作り上げています。
お店を出た後もなんだか気になって仕方がない、後をひく魅力が詰まっているのではないでしょうか。
多くの古着屋がひしめきあうエリア、高円寺。その中で際立つ光を放つのは並大抵の事ではないと思います。
陳列されている古着のセンス・質に委ねるだけではなく、お店全体の雰囲気や感触も何度もお店に向かわせる大事の要素であると、ROIRさんは改めて感じさせてくれます。
高円寺のおすすめ古着屋「ROIR」が作り上げる、デカダンスでクールな古着の世界を、ぜひ感じてみてくださいね。