2019年11月18日
Vividなカラーや幾何学パターンが特徴的な、80年代のデザイン。特に特徴的だったこともあり、今見てもとてもインパクトがあります。
ファッションにも影響を与えていたことを強く感じる一枚、本日はそんなガウンコートをご紹介いたします。
どうでしょうか、このインパクト。
ウールのガウンでありながら、ポップアートを流し込んだかのような鮮やかな色使い。で、ありながら白と黒の比率も高いのでデザインとして破綻していない感じ。かなり素敵な一枚です。
サイド&バックスタイル。ファミコンのドット絵のような印象もありますね。
幾何学模様というよりは有機的な、少し命を感じさせる柄のパターンが不思議な印象です。
しっかりとしたウール生地は、ポップな柄を配しながらも、チープさを感じさせません。
着丈の長さが大人っぽいですが、カジュアルな感じにも着こなせると思います。
フロントにはポケット。黒く縁取られたのがさりげなく格好良いです。黄色と緑、黒の組み合わせがとってもキレイです。
80年代、ポップアートを牽引したのは「メンフィス」というイタリアのデザイナー集団だったそうです。日本からのデザイナーも参加されていたそうですよ。ぜひ調べてみてください。
ファミコンのドット絵っぽいですね。
黒ベースの部分が宇宙に見えます。ファミコンで思い出しましたけど、「ひでむし」で検索とかしないでくださいね。
裏地は規則的に並んだ5色の糸。
見える部分ではありませんが、規則的な美しさがありますね。
ブランドタグ。「neiman marcus」ニーマン・マーカスというアメリカの百貨店チェーンのオリジナルブランドのようですね。同じく古着で良く見かけるサックス・フィフス・アベニューと競争しているそうです。香港製。
派手なデザインでありながら、チープになりすぎないデザイン、贅沢な重みを感じる素材感は高級用品を手掛ける百官のPBならではといったところでしょうか。
いよいよ寒い冬が近づいてきました。冬になると色使いが単調になったり、防寒性を優先してついつい似たようなコーディネートが増えてしまったりと、スタイリングが楽しい季節でありながらも、ついついサボりがちになってしまう季節でもあります。
ニットのガウンタイプのコートは、大人びた表情を作れるアイテムですが、デザイン性の高さから、ひと癖も感じさせる洋服好きな大人が着るガウンといったところでしょうか。こんな素敵な一枚を、ぜひ古着屋さんで探してみてくださいね。
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