2019年7月6日
ここ数年、再び脚光を浴びているデザイン、タイポグラフィ。いわゆる文字でデザイン性を持たせたものですね。
一時期はダサいレッテルを貼られたジャンルでもありましたが、また流れは変わってきているのですね。今回はそんなタイポグラフィを大胆に使ったシャツをご紹介いたします。
パッと見ると、アルファベットとは気づかない程の大きさで配されたタイポグラフィ。
くすんだ赤のベースと文字の黒のバランスが絶妙な顔つきです。
サイド&バックスタイル。このデザインを派手と取るか否か・・・筆者個人的には派手さは感じない、バランスの良いデザインだと感じております。
「O」の位置にやや規則性があるところも非常に巧さを感じてしまいます。
そうです、こちらのシャツはご存知「MOSHINO」。1980年代のファッション史を語る上で欠かすことのできない、イタリアのブランドです。日本でもディスコブームなどと重なって、個性的なファッションを求める人の目に留まったようです。
若干ラフな印象を受けるコットン地。着用による色褪せがこなれた感じを生み出しています。
デニムパンツとの相性もバッチリの、1枚で主役になれるシャツですね。
フロントのボタンは比翼仕立て。ボタンを隠すことによって、タイポグラフィのデザインがさらに際立ちます。
ボタンにはブランド名が刻まれています。
袖口のボタンが1つだけ、ピースマークを模した形のボタンが縫い付けられています。さりげなくも、アイデンティティを感じさせる素晴らしきデザイン。細かなところまで気が利いた服は、本当に嬉しくなりますね。
背中のヨーク部分で、きっちりと文字が合わせられています。これだけでも造りの良さを実感できると思います。
確かな技術が生み出す美しさですね。
人気のタイポグラフィデザインのアイテム。こちらはその中でもデザイン性、品質の高さにおいてどちらも素晴らしい逸品ではないかと思います。文字を極端に大きく配することによって、インパクトを与えつつも、着用のしやすさを持たせたシャツになっております。
古着でもそのデザイン性の高さから人気のMOSCHINOのアイテム。個性的なスタイルを心がけている人にはぴったりのブランドだと思います。ぜひ古着屋さんでも見かけたら手にとってみてくださいね。
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