2018年8月23日
昨年の夏は半袖シャツを多くご紹介してきましたが、今年はそのペースも幾分落ち着いてきました。
というのも総柄シャツの沼が深いと言いますか、「総柄のシャツは大体良い」というキリのなさに気づきまして、よっぽど心に響くものでないと購入に至らない…というわけでございます。
今回はその中でも、良いものに巡りあえたなぁという一枚をご紹介。
ビーチシャツ。古着好き以外にはあまり馴染みのない単語ではないでしょうか。古着ならではのアイテムだと思います。
60~70年代に多く見られるアイテムで、タオルをそのままシャツにしたような一風変わったシャツです。その名の通り、海で泳いだ身体を冷やさないように羽織っていたものでしょう。
サイド&バックスタイル。表もパイル地の物もありますが、こちらは表シャツ地の裏パイル。プロレス技っぽいですよね、裏パイル。
このアイテム、不思議とサンプリングされませんよね。ほとんど新品でリリースされていないアイテムでもあります。
襟元は開襟タイプ。パイル地がチラッとのぞきます。こっちを。
ボタニカルの総柄などが多いビーチシャツですが、こちらは渋みのあるストライプ。赤・グレー・黒…なんかもう間違いのない配色です。表情を複雑にする織り柄が美しいですね。
そして特徴的なのは、この大きなボタン!アクセサリーのようなデザインと、アンティーク感のある色合い。大ぶりですが、主張しすぎることもなく、良いアクセントです。
嬉しいポケット付き。柄もキチンと合っています。非常にユージュアルなシャツだと思うのですが。。確かに生地は二枚張りで乾きも悪そうですし、コストもかかりそうだから新品では作らないのですかね。
ただ、そんなことは屁でもないようなデザインの良さが素晴らしいシャツだと思います。
袖はスリットがあり、めくってパイルを見せても良し。よりリゾート感が増します。
裏地。素肌で着ても心地よい、というかそれが本来の着方でしょうね。
まさに古着!といったアイテム・ビーチシャツ。裏地がパイルなので、一枚でサラッと着るのもオススメです。60~70年代ということもあって、シルエットは細めのものも多いのではないかと思いますので、その辺りのスタイリングが好きな方にもオススメです。
ビーチだけではない、街中で着ても新鮮味のある古着のビーチシャツ。初めて知った、という方もぜひ一度試してみてください!とっても良いアイテムですよ!
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