2017年1月19日
サンローランのコレクションに登場するなど、近頃人気が高まってきている「メキシカンパーカー」。その名の通り、メキシコの伝統的な民族衣装として広まったものです。
もう一つ、中南米発の伝統的な衣装といえば、「ポンチョ」です!
今回はポンチョをご紹介します。
ポンチョは布地に頭を通す穴を空けただけの、簡易的な衣類ですが、形状ゆえに腕が動かしやすい、着ていて楽なアイテムです。
こちらのポンチョ、袖が付いているので、ニットのように着用する事もできます。かなり最近のレギュラー古着ゆえに、気の利いたスタイルになっています。
バックスタイルです。
ネイティブパターンをベースにしていますが、モノトーンかつダイヤの並んだデザインはシャープな印象で、気負うことなく、ワードローブに加えるのが容易いアイテムではないでしょうか。
ざっくりと大きく開いたVネックの襟元です。
シャツの上に羽織るのも良いですが、真冬にはコートの上からでも着用ができるサイジングなのがポイントです。
ポンチョはパッと見るとひどく寒そうに見えますが、着用してみると意外な温かさに少々驚くかと思います。
白と黒がミックスされたフリンジが裾に施されています。
同じ中南米で言えば、ルチャ・リブレのテクニコとルードが対峙しているような感覚のデザインでしょうか。
モノトーン&ダイヤのデザインは、逆に古いアイテムですと見つからないタイプのデザインかと思います。
レギュラー古着の面白い所・心なしか落ち着く所ではないでしょうか。
黒地のスッキリとしたブランドタグ。
UKのブランドかと思われます。中国製。
両肩内側に細いリボンが輪になっています。
用途は不明ですが、腕を通して滑り落ちないようにするためのパーツかもしれません。
(筆者の腕は入りそうにないサイズですが)
街中にポンチョを着ている人が溢れているわけでもなく、ちょっと着用には勇気が必要・・・と思われる方は、今回のアイテムのような落ち着いた色合いの物をチョイスされると、上手く風景に溶け込むことができるのではないでしょうか。
コートの上からザックリと着る事も、シャツやカットソーの上に、コーディネートのキーアイテムとして活用する事もできるポンチョ。
ぜひ古着から取り入れて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
年代にこだわらず、レギュラー古着でも面白いデザインの物を是非探してみてくださいね。
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