2018年2月10日
マルチカラー。クレイジーパターンとも言いますが、配色される数が増えるとマルチカラーと呼ばれることが多いでしょうか。
マルチという言葉で、ミートせんべいと思い浮かべる人は、ぜひ一度握手させてください。
ということで、本日はマルチカラーのシルクブルゾンをご紹介いたします。
シルクブルゾンも古着らしい古着と申しますか、あまり新品では見かけないアイテムではないでしょうか。80年代くらいに流行したのか、たっぷりとしたシルエットと共に古着ではよく見かけるアイテムの一つです。
繊細な生地とラフなシルエットのギャップに最初は驚いたもんです。
サイド&バックスタイル。驚いたといえば、うまい棒のシュガーラスク味も驚きました。正直うまい棒の食感でシュガーラスク味にするなら、本当のシュガーラスクを食べればいいような・・・というのは野暮でしょうか。
こちらのブルゾンの配色は野暮ったさを感じません。派手すぎず、トーンを抑えたよい塩梅のマルチカラーかと思います。
なにより定番のMA-1タイプの形が使いやすいのではないでしょうか。
フロントのジッパーはYKK。シルク生地は感触も光沢も素晴らしいのですが、気になるのは耐久性ですよね。
やはりダメージは起きやすいので、リペア痕がありました。丁寧にされたリペアの痕は古着としての風格となっていくと思います。
黒いリブが全体のイメージをキュッと締めてくれています。背中のカーキが非常に美しい色合いですね。ミリタリーとは一線を画するイメージのカーキです。
ブランドタグ。「CITY STREETS」というブランド。見覚えあるなぁと思ったら、ご紹介済のブランドでした。中国製。
裏地も同様にカーキでまとめられています。このカーキ単色でのブルゾンも欲しくなるくらいの良き色合いなのです。
古着ならではのシルクブルゾン。最近では数も減ってきているという話も耳にします。春先には一枚羽織るだけで、いつもとはちょっと違ったスタイリングを演出できる、そんな一風変わりつつも、形は定番のブルゾンタイプなので、取り入れやすいアイテムではないでしょうか。繊細な生地感に気後れせずに、袖を通してみると良さがわかるかと思います。 今回ご紹介のようなマルチカラー以外にも、単色で使い勝手のよいタイプのものもありますので、ぜひ古着屋さんで、お気に入りのシルクブルゾンを探してみてくださいね。あとうまい棒のシュガーラスク味はオススメです。
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