2020年6月19日
夏も近づいてきましたね。日に日に暑くなっていきますが、今年も活躍しそうなのは半袖シャツ。ここ数年は柄物を中心にご紹介してきましたが、プレーンなシャツや、ディテールで違いを見せるシャツなども気になってくるところです。今回は黒ベースの、ちょっと変わった半袖シャツをご紹介いたします。
襟はスタンドカラー。それだけでちょっと違った表情を見せる半袖のシャツですが、ディテールを見ていくと非常に面白いシャツということがわかります。
襟なんて無い方が夏はスッキリしていいかも…と思える潔い表情。
フロントには、ネットのような装飾が施されています。布地の上に当てられているので、スースーすることは無いでスー。
フロント下部には、キューバシャツのような大きなポケットが施されています。物も突っ込むのにも、手を突っ込むのにも適したポケットでございます。ポケット後ろのスリットもポイントが高いですね。
サイド&バックスタイル。
シルエットは程よく細身なタイプです。フロントのボタンをフルオープンでもシュッと決まった感じのあるサイジングです。
全体的に褪せたブラックの色合いも、夏には重すぎず良いと思います。
ボタンはボーダーのような柄になっています。質感もどことなく高級感がありますね。大人っぽくもあり、地味にはなりすぎないカラーリングです。
背中のヨーク、袖口付近にもアタリが出ていますね。薄っすらと毛羽立った風合いがまさに古着といった感じのコットン地です。
襟元のタグ。サイズを表記したものでしょうか。。とにかく大きい感じの表記「EX」という感じですが、実際のサイジングは細身。不思議な表記です。
ブランドを表すタグ等は一切ございません。
ユーズド感が溢れる褪せたコットン地と、リラックスな雰囲気もあるノーカラー、そしてフロントに配されたネットのような装飾…と、単色でありながら、いくつもの表情をレイヤードしたような半袖シャツです。なんとなく手を突っ込めるフロントのポケットもスタイリングに落とし込みやすそうです。
柄シャツがどうしても目立ちがちな半袖シャツ。ディテールやシルエットで、単色やプレーンなものを選ぶのも面白いのではないでしょうか。ぜひ古着屋さんでお気に入りの一枚を探してみてくださいね。
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