2017年1月11日
2016年に引き続き巷のファッションは90年代のリバイバルが花盛り。
90sのGAPが高騰して買い付けられないという悲鳴も聞こえる一方で、30代以降の人たちからは懐かしい!と喜びの声も上がったり。現在活躍している若手のファッションデザイナーも、多感な時期を過ごした90年代のストリートファッションの影響を大なり小なり受けているのではないでしょうか。
さておき筆者は当時垢抜ける事もなく、PC-98に噛り付いてので、90年代のスタイルは単純に新鮮に映っていたりします。
そんな90年代、ダボッとしたルーズシルエットが華やかなりし頃、ジーンズの王道リーバイス社が放った異端のコレクション、それが「SILVER TAB」です。
筆者がTabキーを叩いていた頃、ジーンズの王道リーバ(省略)
古着好きな方には良く知られているアイテムではあると思うのですが、近年では時代を反映したリアルなシルエットに人気も高まって来ているようです。
今回購入したアイテムはSILVER TABの中でも一番メジャーなタイプ「baggy」です。
今回購入したアイテムはSILVER TABの中でも一番メジャーなタイプ「baggy」です。
その名の通り、バギーシルエットのパンツです。バギーとはバッグから生まれた言葉で、袋のように、パンツの中で空気が踊るルーズなシルエットのパンツを指します。
ウエストはジャストですが、腿から裾にかけてゆとりがあり、自然なテーパードが美しいシルエットは履いてみると心が躍りますよ。
黒ベースのパッチ、そして正に「SILVER TAB」という事で、タブが銀色です。この落ち着いた色合いのディテールが、
スマートな印象のバックスタイルを演出しています。
このスタイリッシュさが、SILVER TABはヨーロッパの企画ラインであったと言われているのも頷けるポイントではないでしょうか。
フロントのボタン、リベットにもSILVER TABの名が刻まれています。特にフロントのボタンはブロンズとシルバーのコントラストが美しい、装飾性の高いボタンではないでしょうか。
もちろんリーバイス社の商品ですので、おなじみのバックステッチもしっかり施されています。
ブランドタグ・・・というよりスタイルタグとでも申しましょうか。大きくbaggyのスタイル名が表記された横長のタグです。
ケアタグです。コロンビア製。
謎の49.99というメモ書きが。50未満の何かを感じます。
90年代の空気を体現した、SILVER TAB。履いてみるとそのシルエットの新鮮さ、(或いは懐かしさ)が楽しめると思います。
またデニム地以外にも、コーズ、変わったところではベロアなどの素材違いでもリリースされており、コレクション性が高い所も、人気が高い由縁ではないでしょうか。
その人気の高さから多くの古着屋さんでもピックされる事の多い、SILVER TAB。baggy以外のシルエットや、デニム以外の素材も是非探してみてくださいね。
今回のSILVER TABを購入させて頂いた原宿の「Business As Usual」さんは、SILVER TABの他にも、一癖のあるデニムパンツが買い付けられていますので、気になった方は是非足を運んでみてくださいね。
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