2017年10月16日
昭和30年代、グリコがおまけに付けたことがきっかけで流行したのが、「ワッペン」の収集だそうです。サザエさんの原作にも、ワッペンばかり集めるカツオとワカメにお灸をすえるネタが登場します。
さて、今回はそんなワッペンがたっぷりと配された、カツオとワカメが喜びそうなジャケットをご紹介いたします。
カツオとワカメが喜ぶ前に、背中のゆるキャラが喜んでいます。
スタジャン型のナイロンボディ。カラーはワインと、渋めの仕上がりのジャケットです。
サイジングはタイトめです。
サイドスタイル。
袖にワッペンがたっぷりと施されています。
ジャケットがボーリングチームの物だという証明となるワッペンの数々。おそらくハイスコアを記念してのワッペンではないでしょうか。ボーリングに疎い筆者は225がどれくらいなのかいまいちピンと来てません。ボーリングだけに。
バックスタイル。ワッペンと同じ柄がプリントで配されています。謎のゆるキャラが陽気に振る舞っていますが、モンスターっぽくもあるので、ゆるくないかもしれません。
胸元の刺繍はお名前でしょうか。ロドニー・ミッシェル。超外人ですね。
ROBIN社製のジッパーです。なんだか全体的に四角いフォルムです。文字の収まり方もスッキリしてます。
裾のリブが曲線を描いた、有機的なフォルムです。
ブランドタグ。「ARISTO JAC」というブランド。調べてみるかぎりでは80年代くらいのアイテムでしょうか。
MADE IN U.S.Aです。
ナイロンのアワードジャケット。無地でシンプルなものも今のモードにはハマっている感じだと思いますが、ワッペンなどでカスタムされたアイテムの方が、より古着らしさを感じ、オンリーワンのアイテムとなり得るディテールではないでしょうか。 幅広いシーズンで活躍するナイロンのスタジャン。サラッと羽織るにはとても便利なアイテムです。ぜひ古着屋さんで探してみてくださいね。
90年台の香りがするカラーリングのナイロンジャケット
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