2018年3月12日
洋服の装飾の中でも、手のかかるものといえば「刺繍」。エンブロイダリーというやつです。
柄のサイズが大きくなればなるほど、刺繍で仕上げられているとテンションの上がり方も変わってきますね。今回はそんな刺繍を全体に施された、テーラードジャケットをご紹介いたします。
黒のベロア地をベースに、白一色の刺繍が全体に施されたジャケット。インパクトは強いながらも、モノトーンで仕上げられているので、派手すぎない印象です。
サイド&バックスタイル。
タイト&ショートなシルエット。レディース合わせですが、大げさなシェイプもなされていない為、メンズでも違和感のない仕上がりです。
ペイズリーや、ボタニカルを彷彿とさせるモチーフ。有機質な糸の動きが、どこか艶めかしい表情を生んでいます。
エスニック・中世・・・様々な要素が綯い交ぜにされた柄の動き。ベロアの生地の光沢はほどほどに抑えられており、なんとも大人びた質感を見せてくれるジャケットです。
フロントのボタンはシンプルなデザイン。
裏地は光沢のあるタイプ。ブランドタグのようなものは一切省かれています。
ブランド名がない事によって刺繍デザインのユニークさがより一層際立つのではないでしょうか。
一枚で主役になり得る、高級感溢れる刺繍デザインのテーラードジャケット。モノトーンの仕上がりが、総柄のアイテムが苦手な人でもとっつきやすいデザインになっているのではないでしょうか。
春先の大人びた顔つきのコーディネートにもってこいのテーラードジャケット。たまには柄物を合わせて遊びを入れるのも、大人の嗜みではないでしょうか。ぜひ、柄に特徴のあるアイテムを古着屋さんで探してみてくださいね。
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