2019年6月13日
古着、ヴィンテージ、オールドなんて様々な呼び方がされる古着界隈ですが、ハイブランドの古いアイテムは「アーカイブ」などと呼ばれたりしているようですね。
なんとなく響きも良いですし、さり気なく言ってみたい単語でございます。
という事で、今回はそんなアーカイブアイテムをご紹介いたします。
これから夏へ向かうというのにも関わらず、つい手を伸ばしてしまったこちらのジャケットはエンポリオ・アルマーニのアイテム。90年代のアーカイブのようです。
生地はギャバジン。細やかなストライプに見える生地は上品のひと言に尽きます。落ち着きのあるベージュの色合いが非常に美しいです。
サイド&バックスタイル。肩パッドは入っていますが、グッと締まったサイジングゆえか、パッド感があまりないです。
デイリーに着こなすには嬉しいポイントだと思います。
ラペルをはじめとした切り返し部分はブラックスエード。なんとも贅沢な造りです。
ヘチマ襟の柔らかい表情が大人の余裕を感じさせると思いませんか。
ボタンやポケットのフラップもブラックに切り返し。テッズな雰囲気も醸し出すディテールですね。
90年代のエンポリオ・アルマーニは非常にデザイン性の高いアイテムが多いそうです。というのも台頭する数々のブランドに触発・対抗する為の路線だったようです。
タグ。EMPORIO ARMANIの文字が主張します。イタリア製です。レディースサイズの38。メンズでタイトに着こなせるサイジングです。
光沢のある裏地はしなやかで着心地も抜群です。
デザイン性の高いテーラードジャケット。ハイブランドの物ともなると、衣装っぽくなってしまい、なかなかワードローブとして登場することが少なくなってしまいがちですが、こちらのジャケットは程よい塩梅で、デニムとの相性、着崩す感じも上手く仕上がりそうな顔つきをしていますね。
インポート・ドメスティック問わず、ブランドのアーカイブアイテムを取り扱うお店が増えています。90年代、2000年代初頭などは懐かしさと面白さが入り混じった面白い年代ではないかと思っています。
お店の提案力やセンスが光るアーカイブアイテム、ぜひ手にとってみてくださいね。
シェリーラインのようなカラーリングが特徴的なブルゾン
TEKITOU CLOTHING│池袋
2018.9.17
袖が取外し可能なルーズシルエットのデニムジャケット。
JOYED│ 西荻窪
2018.10.17
人気が高いイブ・サンローランのペイズリーの総柄ブルゾン
Husky│ 下北沢
2018.10.10
近未来の世界を感じさせるCHAPS・ナイロンのアノラックパーカー
RENGA CLOTHING STORE │ 高円寺
2020.4.9
変則的なカモフラージュ柄が特徴のミリタリージャケット。
PEG │ 十条
2018.3.6