2020年10月8日
実はひそかに様々なセレクトショップやブランドなどで、サンプリングされているなぁと思っているのが、チャイナシャツ・チャイナジャケットです。
今回はそんなチャイナジャケットをご紹介いたします。
チャイナジャケット、チャイナシャツ。その名の通り中国の伝統的な服になりますが、本来はシルクなどの光沢ある生地を使ったものですね。ファッション的には違った素材のものを着ちゃいなよという感じでプッシュされているようです。
に、してもなかなかのインパクトだと思いませんか?総柄のパッチワーク。
特徴はやっぱりこの襟とボタンでしょうか。
シャツであれば、ノーカラーシャツのように着用できるので、スタイリングの幅は広がると思います。
ボタンも基本的にボディと同色ですので、ガチャガチャとした感じにはなりません。前開きでざっくりと羽織る感じでも良いですし、これくらい派手ですとコートのインナーとしても活躍してくれると思います。
シルエットはすっきりとした細身。生地は厚めですが、シルエットのおかげでインナーとしても使いやすそうです。総柄でありつつも、深みのあるレッドがベースですので、派手になりすぎず、良い塩梅だと思います。
何気にとてもうれしいのは、サイドにポケットが付いていることですね。サンプリングしたアイテムであるがゆえのメリットといったところでしょうか。ざっくりと羽織るのに、手を突っ込めるのはやはりうれしいです。
じっくりと柄をごらんください。チープではない織りなので、こたつ布団やドテラっぽくなりそうなデザインもしっかりと雰囲気を持っています。裾に施されたジグザグのようなボーダーが特に好みです。
古着好きな方ならご存じの「WHITE STAG」です。基本的にぶっ飛んだデザインのものが多く、シンプルなものを見つけると逆にぶっ飛んでるなと感じてしまう程。
ぶっ飛んでると言ったものの、ファッションとして破綻してないところがなんとも憎いんですよね。派手なだけなら簡単ですから。はい。裏地はポリエステルでとぅるとぅるです。インド製。
個人的にずっと気になっていたチャイナジャケット。恰好が良いのですが、あんまり民族服すぎるものも避けたかった為、バランスが難しかったのですが、今回は素敵な織りで高級感のある一枚に出会えました。
写真が少し明るめに映っていますが、実際はもっと渋いワインカラーといった顔つきで、美しい一枚です。
無地のアイテムが多く、かつ取り入れやすい為、シンプルなものが選ばれやすいチャイナジャケットですが、総柄のインパクトも一枚で主役になる強さを持っています。皆さんもお好みのチャイナジャケットを探してみてくださいね。
90年台の香りがするカラーリングのナイロンジャケット
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