2017年12月6日
当サイトでもニットをいくつかご紹介して参りましたが、個人的にコットンニットを選ぶ傾向にあるなと感じております。ウールやモヘアのニットも良いのですが、コットンニットもなかなか面白いアイテムなのです。
さて、今回はありそうでない、ストライプデザインのコットンニットをご紹介いたします。
どうでしょう。非常にツラの良いニットではないでしょうか。モノトーンの太いピッチのストライプ。LAD MUSCIANと言ってもバレない気がします。
サイドスタイル&バックスタイル。重みで重力に逆らわない、甘えたシルエット。ドロップした肩といい、絶妙なサイジングです。
ネックは詰まりすぎず、程よくゆるくなっています。コットンニットはウールなどと違い、ニットでありながら温かみのある表情ではなく、どこかシャープさも残した雰囲気になります。優しい雰囲気のコーデが苦手な人にも着用ができるニットだと思います。
袖と裾はブラックで統一。全体をより引き締めます。
配色はモノトーンですが、編地はケーブル地。これもありそうでない、秀逸なデザインだと思います。単調になりそうな配色もケーブル編みが表情に複雑さを加えた、シンプルでありながら豊かさを感じます。
ブランドタグ&品質タグ。「JEFFREY BANKS」というアメリカのブランド。ラルフやカルバンクラインでの経験を経て、自らの名を冠したブランドを立ち上げたのだそうです。こちらは単純にコットンだけではなく、リネン混の生地でした。中国製。
ニットという柔らかい印象を与えるアイテムも、コットン地であったり、モノトーンで仕上げられていると、その顔つきもまた変わったものとなってきます。ウール、モヘア、フェアアイル、ボーダー、最近の人気でいえば3Dデザインなど、豊かな種類のニットが存在しますが、皆さんはどんなニットがお好きでしょうか? ウールよりもケアが簡単で、少しシャープな印象も持つ、コットンニット。ぜひ試してみてくださいね。
ハンティングアイテムが描かれた半袖レーヨンシャツ。嬉しい黒ベース
Gracier │ 江古田
2017.6.12
ブラックベースのシャツにポップアートを重ねたクールな半袖シャツ
beruf 原宿 │ 原宿
2020.7.6
ボーダー柄と編地で複雑な表情を作り上げるディオールのニット
Husky│ 下北沢
2017.11.18
オプ・アートが全面にプリントされたサイケデリックなTシャツ。
JOYED│ 西荻窪
2018.6.27
汎用性が抜群の杢グレーのニットソー。ゆるめのサイジングが気分です
Root │ 原宿
2016.12.24