2017年9月25日
パッチワーク。日本語だと継ぎ接ぎ(つぎはぎ)です。英語と日本語だとニュアンスが違いますね。
布片を縫い合わせて1枚の布を作る手芸のことです。今回はそんなパッチワークを前面に出したアイテムをご紹介いたします。
なんとも好配色のチェック地を選りすぐって、パッチワークにしたアイテムです。
落ち着いた色合いのチェックをパッチワークしているので、ともすると幼くなりがちなデザインですが、しっかりと大人びた佇まいに仕上がっていると思います。
サイド&バックスタイル。シャツではなくパーカースタイルというところもポイントが高いです。
細身で、かなり垢抜けたシルエット。ブランドタグ等は一切ない為、詳細は闇の中です。
フロントのジッパーは「MIT」製。MITで調べようと思うとマサチューセッツ工科大学が山ほど出てきてやる気を削ぎます。
フロントにはしっかりセパレートのポケットが配されています。細かなディテールを見ていくと、パッチワークである事以外、余計なデザインを加えていないあたりがこのアイテムの真骨頂ではないかと思います。
野暮ったいイメージを持ち合わせながらも、配色とシルエットの良さが絶妙な味付けをしてくれている良きアイテムです。まさに古着らしい顔つきが、クレイジーパターンとはまた一線を画していますね。
パッチワークのアイテムも、全体の印象がカラーリングや柄によってまったく違ったものに見えてくると思います。ぜひ、古着ならではの、パッチワークデザインのアイテムを探してみてくださいね。
大きくて斜めのポケットが特徴的なハイビスカス柄シャツ
alt │ 西荻窪
2020.9.5
爽やかなカラーリングとラフな生地感、柄のセンスも楽しいヴィンテージシャツ
qosmos │ 渋谷
2019.5.4
雄々しいシカが大きく主張するプリントスウェット。
RENGA CLOTHING STORE │ 高円寺
2018.2.22
裏地付きのデニムシャツ。タグの切り取られたイレギュラーアイテム
TEKITOU CLOTHING│池袋
2017.2.9
赤と白のボーダー、デニム襟が爽やかな印象のラガーシャツ
DROP │中目黒
2018.5.19