2020年2月25日
中東の国、クウェート。あまり耳にしない国名ですが、一定の年齢以上の人は、「多国籍軍」「湾岸戦争」という言葉とセットで覚えているのではないでしょうか。
アラビア語で「小さな城」という意味をもったクウェート。そんなクウェート製のシャツをご紹介いたします。
生産国から導入で紹介するなんて、特に変哲のないチェックシャツかとお思いでしょうが、その予想をこの写真一枚で裏切ってくれます。
チェック×ネイティブ柄のパターンが特徴的なネルシャツです。
サイド&バックスタイル。
サイズは細身のシルエット。ビッグなサイジングもドマスになりつつある昨今では、そろそろ恋しくなるサイジングですね。
襟は小ぶりです。生地の厚みはヘビーネルよりも薄手ですが、普通のネル生地よりは厚みがある感じです。
胸のポケットはフラップ付き。そして付いている位置が少し下寄りです。
ポケットも大きさも大きめがで少し可愛らしい雰囲気があります。
ボタンは琥珀色のマーブルタイプ。柔らかい雰囲気のある配色の生地によく馴染んでいます。
ネイティブ柄からはアメリカンなイメージが涌いてきますが、ティファニーブルー×黒×赤の配色は、ヨーロッパの雰囲気を醸しています。
ヨーロッパ企画のアメリカンなイメージ…といったクリエイティブです。
ブランド&品質タグ。「Pnotest Blues」というブランドです。綿100%、冒頭でもお伝えした通り、クウェート製です。
水色と赤を使った元気が出そうな配色ブランドタグですね。
生地を裏から見たところです。
ネイティブ柄を出している部分は裏から見るとストライプのように見えますね。
何枚あってもキリがないのがチェックシャツですが、ありそうでない配色、ありそうでない柄の組み合わせが見つかってしまうと、クローゼットに加えてしまいたくなるのは服好きのサガではないでしょうか。こちらは生産国がクェートという面白さも加わっていますね。 数が溢れているからこそ、本当のお気に入りを見つけるのが難しいのがチェックシャツですが、厳選されたアイテムをピックアップしてくれている古着屋さんでは、そんな一枚が見つかる可能性が高いのではないでしょうか?ぜひそんな古着屋さんに足を運んで見てくださいね。
ラスタカラーのボーダーが映えるカットソー生地のポロシャツ
Choose Trend Past │ 高円寺
2020.7.21
デニム柄がプリントされた一風変わった長袖シャツ。
PEG │ 十条
2017.3.1
フリースのような感触と上品な色使いが素敵なチェックシャツ
TEKITOU CLOTHING│池袋
2021.1.23
ポップな色合いのヴィンテージ総柄コットンシャツ
Gracier │ 江古田
2017.9.27
ボーダー柄と編地で複雑な表情を作り上げるディオールのニット
Husky│ 下北沢
2017.11.18