2017年12月9日
調べてて一瞬気が遠くなったのですが、ユニクロのフリースが大ヒットしたのが2000年AW。なんとまぁもう20年近く前なんですね…。当時2600万枚という販売枚数を記録したそうで、猫も杓子もユニクロのフリースを着ていたように覚えております。
その時の記憶が視界の前にへばりつき(黒夢)、フリースなるものは敬遠していたのですが、今回素敵なアイテムに出会いましたので、ご紹介いたします。
とはいえ、ミリタリーアイテムで結構ベタなものでしょうか。筆者も最近良く古着屋さんのインスタ等でも見かけるなぁと思っていたアイテムです。
ECWCS(エクワックス)のフリースライナー。絶妙なグリーンがたまらない一枚です。
サイドスタイル&バックスタイル。肩やアームの素材の切り返しのデザイン性が高いです。
ECWCSとは正式名称が「Extended Cold Weather Clothing System」。まぁ、寒いところ用みたいです。
防寒の為の高い襟も、開いて着用するとインパクトのある大きさになります。
ミリタリーらしい表情を作る、マジックテープ。記憶に残っているフリースとは一線を画すディテールです。このパーツが筆者は一番気に入っています。
ジッパーはYKK。太めの紐も良いアクセントになっていますね。
肩とアームの素材切り返し。当然、同色でまとまっている為、何とも良い塩梅のデザインに自ずと仕上がってしまっているのです。
タグ。寒い所用のフリースジャケットですよ、と。GEN3は第3世代であることを意味しているそうです。第2世代までは、戦闘服の上から羽織る事を想定していたのに対し、第3世代は、気象条件により様々な種類を使い分けるレイヤーシステムを導入しているそうです。軍服第3世代。
アウターとしても、インナーとしても活躍するフリースジャケット。寒冷地仕様ですから、防寒性も折り紙付きです。ミリタリーのディテールが、男らしく凛々しい顔つきのアイテムに仕上げてくれていると思います。あまりフリースに良いイメージを抱いていない人も、それを払拭してくれるような完成度のアイテムではないでしょうか。
同アイテムでもカラーバリエーションが他に2色あるようです。他の色も欲しくなる良いフリースではないでしょうか。ぜひ見つけたら袖を通してみてくださいね。
ボタン付きが珍しいディテール。コットンネルの良きガウン
Root │ 原宿
2017.1.2
大振りなオレンジのヘリンボーンが特徴的なチェスターコート
DROP │中目黒
2017.11.17
刺繍とボタンが特徴的なアルプホルン奏者用のジャケット
Antler│ 高円寺
2021.1.21
爽やかなグリーンのペイズリー柄が特徴的なコットンガウン
Tam │ 中目黒
2017.4.11
beruf 原宿 │ 原宿
2017.1.19