2018年9月21日
古着好きなら、一本は既に購入していそうなものですが、意外に今回が初めてご紹介するアイテムです。
秋冬の定番コーデュロイパンツ。僕は好きだね。いいと思うよ。
デッドストックなので膝は出てません。赤くないですし。
古いパンツでは珍しいテーパードシルエット。かなり細身です。
今人気があるのは太畝ですが、こちらは細畝。より時代に左右されないのは細畝ではないかと思っております。
サイドスタイル&バックスタイル。デッドストックですので、紙タグが付いたままです。センタープレスの入った上品な顔立ち。大人が履くには打って付けです。
裾にはジップ&トリム。恐らくジョッパーズの流れをくんだ、乗馬系のパンツではないでしょうか。
現代から見るとジップ付きの細身のコーデュロイパンツという普通にイカしたアイテムになる、というのが面白いですね。
膝から裾にかけて、補強の為と思われる頑丈そうな裏地が当てられていますので、やはりアクティビティ向けのパンツなのは間違いなさそうです。
ヴィンテージらしい、しっかりとした生地はズッシリと重さを感じます。一般に出回っているライトなコーデュロイの生地とは違った、贅沢な履き心地を味わえますよ。バックポケットは右側だけ。
ウェストのボタンもちょっと風格があります。フロントはボタンフライ。
なんだか見たことある名前が入っているブランドタグ。高そうで、袖が長そうです。…が、「VETEMENTS」はフランス語で「洋服」の意味。わかりやすいですね。フランス製。フレンチヴィンテージです。
裏にはタグがいっぱいです。洗濯機で洗うな的な感じが伝わってきます。というか洋服内で洗濯表記がブレてないですか。
秋冬の定番、かつ人気が高いコーデュロイパンツ。太畝に人気が集中してますが、細畝にもぜひ目を向けてみてくださいね。どうでもいいですけど、膝が出てないのとこのくだりって何人にわかってもらえるんですかね。
ヴィンテージらしい風格、重厚感は古着ならではの着用感。そしてディテールからどんな背景を持つパンツかと想像する楽しさ。古着の楽しみが詰まった一本です。ぜひそんな一本を探してみてください。
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