2020年1月22日
個人的に、なんとなく目にすると気恥ずかしいファッション用語が2つありまして、1つは特にアーカイブのアイテムを紹介する時にコレクション名を指す「〇〇期」。これはブランドの知名度が下がれば下がるほどやや恥ずかしさは増します。
もう1つは「ローンチ」。ゲームのタイトルとかだとしっくりくるんですけどね。
さて、今回はナンバーナインのジョージ期っぽい配色のジャケットを紹介します。
茶とベージュの、まさに秋冬っぽい配色のゴブランジャケット。
ボヘミアンな感じの柄と、しっかりとした生地感、肩がセットインのジャケットのカッチリとしたジャケットのバランスが面白いです。
サイド&バックスタイル。しっかりとした生地なので、着用すると角張った感じが出るかと思いきや、体にしっくりと馴染んでくるジャケットです。
古着で細身かつ、メンズ合わせのテーラードジャケットを見つけると嬉しいものですね。
ラペルは太めですが、柄もある為極端に太く感じることはありません。
コートのインナーとして、柄をチラつかせるのも良い塩梅だと思います。
ボタンは薄っすらとグラデーションのかかった黒いボタン。
生地の風合いに良く馴染んだデザインです。
フォークロア&ボヘミアンなスタイルが衝撃を与えた、ナンバーナインのジョージ期。2002-03AWの NOWHERE MANというコレクションですね。茶色がキーカラーとなっているシーズンですが、そこに溶け込んでも違和感ない配色の織りなんですよね。
フロントにはポケット。テーラードのパッチポケットあまり好きじゃないのですが、総柄だとあまり目立たなくて良いですね。
ブロンズカラーの光沢が美しい裏地です。
タグ類です。pollcon。ポールコン?
ガンダムに登場しそうな人物の名前っぽくないですか?PURA LANAはイタリア語でピュアウールのことだと思います。
一見すると、ちょっと生地が固くて思ったようなシルエットにならなさそうなジャケットに見えるのですが、着用してみると驚くほどフィットするシルエットで驚いてしまいました。やはり古着は実際に袖を通してみないとわからないものですね。
総柄でありながら、シックなスタイリングにもハマりそうなテーラードジャケット。秋冬にぴったりな配色も嬉しいですね。ぜひ古着屋さんで、素敵なテーラードジャケットを探してみてくださいね。
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