ADDRESS:東京都杉並区松庵3-32-13 Nビル1F
今は骨董の街として人気が高まりつつある「西荻窪」。ゆったりとした雰囲気が心地よいエリアには、個性的なお店が多く集まっています。アンティークショップや古書店など、味わい深いお店が軒を連ねる中、2019年にNEWオープンした古着屋さんが、今回ご紹介する「alt(アルト)」さんです。
お店が面する通りの空気もどことなくゆったりと流れている雰囲気。優しい表情のドアをくぐるとNEWオープンらしいフレッシュさと柔らかい空気が織り交ざった、白を基調とした店内が広がります。
店内のアイテムの多くはユニセックスの提案。性別の垣根を超えてピックアップされた古着は、どれもがオーナーの想いがこもっているのが感じられます。
お店をオープンされるにあたって、自分で本当に置きたいと思う物をピックアップすると仰っていた、強い気持ちが込められているからだと感じます。
また、もう一つそれが感じられるのは、こちらのアナログ盤のコーナー。
好きな音楽のものだけを置かれているらしく、古着と同じように気になる方は要チェックのポイントです。
お店で古着を見ていると、その間にいらっしゃるお客様は、男女問わず、そして地元の方も多いように感じました。
古着が好きな人はもちろん、ふと立ち寄って上質の服を手に取れる…といった地元で愛されるようなお店になっていくような予感が溢れています。
ヴィンテージのアイテムも良い塩梅で織り交ぜられています。Goodなレギュラー古着との組み合わせも楽しめますね。
全体的には大人びた表情のアイテムが多いので、上品なスタイリングが作れるのではないでしょうか。
小物もしっかり揃います。主張が強すぎず、上手く溶け込んでくれそうな風合いの物が多いように感じます。
こちらはシューズ。革靴についてはアイテムとしての良さはもちろんの事、メンテナンスにもしっかりこだわられているようです。
この日も職人の方が一足一足、ピカピカに磨き上げておられました。
そんな1点1点への思い入れが強い古着たちは、やはりどことなくキラキラと光る物を感じてしまいます。
お店を彩るインテリアたち。定番のドライフラワー、アートワークも優しくて、スマートな雰囲気。NEWオープンにも関わらずぎこちなさを感じさせない、素敵な空間です。
白を基調とした店内に、映る影もインテリアの一つといったところでしょうか。
ゆったりと古着を楽しむのにふさわしいライティングかと思います。
道行く人々がついつい覗きたくなるような、そんな古着屋が「alt」さんです。
洗練された佇まいが、緩やかな時間が流れるエリアにあって、どことなく異国の雰囲気をも感じさせてくれます。
しっかりと想いの込められたアイテムは袖を通した時にその良さを存分に味わえます。
ぜひ西荻窪の古着屋「alt」さんで、素敵な古着を楽しむトリップにお出かけください。